『子どもフードサポート事業♪ぐう』設立趣意


コロナウイルス感染拡大は、感染の恐怖のみならず、日常生活そのものを脅かしています。この緊急事態以前から生活に困難を抱えている人々に、それは顕著です。

 

経済的に困窮している家庭の子どもは、長引く休校により給食がなくなったことでどんな食生活を送っているのでしょうか…

 

家に閉じこもることでひとり親の育児負担は更に増え、イライラを子どもにぶつけてはいないでしょうか…

 

アルバイトで生活を支えている定時制高校生は、休業により収入を絶たれてはいないでしょうか…

 

社会的に弱い立場の子ども達の生活が一層追い込まれているのではないかと懸念されます。

 

支援者としてもどかしいのは、感染拡大防止のため外出自粛、休業という対策を取らざるを得ない中で、そのような子ども達の姿が見えづらくなっている現状です。学校では休業期間中も電話連絡や面談を行ったり、登校日の様子を見るように努めていますが、それだけで十分に確認できるとは言えません。一方で、追い込まれている子どもやその家庭が自ら支援機関に助けを求めることはそもそも難しいことです。近年、少しずつ地域に広がった子ども食堂や学習支援教室も休止を余儀なくされている今だからこそ、このような状況においても実現可能な、本当に困っている子どもや家庭にアプローチする方策に取り組まなければならないと考えます。

 

そこでこの度、浜松市内の子ども(未成年者)の支援に取り組む有志が中心となり、『子どもサポーターズはままつ♪ぐう』を立ち上げ、食料の提供を通して生活に困難を抱える子どもとその家庭につながることを目的とした「子どもフードサポート事業」を実施することといたします。 

 

 『子どもサポーターズはままつ♪ぐう』が実施する「子どもフードサポート事業」は、食料の提供により、深刻化する食費の負担を少しでも軽くすること、さらに、食料の提供をきっかけにできたつながりを丁寧に紡ぎ、必要な支援にも繋ぐことを目指します。私たちがかつて経験したことのないこの危機的な状況を、『社会的に弱い立場にある子ども達を地域で育てることを具現化する支援ネットワーク』構築のチャンスにしたいと考えます。さらには、この事業の対象に10代後半の未成年者を含むことにより、支援が手薄になりがちな中学卒業後までを切れ目なく支えるネットワークを目指します。

 

この事業の趣旨へのご理解を広げ、賛同してくださる皆さまのご寄付と助成金の獲得等により食料を調達してまいります。

 


 

発 起 人

 

 NPO法人しずおか・子ども家庭プラットフォーム

村 瀬   修 

 

NPO法人遠州保健福祉をすすめる市民の会

加 藤  寛 盛

聖隷クリストファー大学社会福祉学部

藤 田  美枝子

浜松市スクールソーシャルワーカー

中 村  惠 子

浜松市スクールソーシャルワーカー

平 川  悦 子